【受賞概要】
2010年7月29日〜30日に名古屋大学東山キャンパス豊田講堂(愛知県名古屋市)において開催された「日本ゾル-ゲル学会第8回討論会」(日本ゾル-ゲル学会主催)において,バイオミメティック科学講座 安原主馬助教が,「ベストポスター賞」を受賞しました.
【研究題目・論文タイトル】
有機-無機ハイブリッドナノディスクの形成とその特性
【研究者・著者】
安原主馬,三木章平,菊池純一(奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科)
【受賞者コメント】
この度,日本ゾル-ゲル学会第8回討論会においてベストポスター賞を頂き,大変光栄に思います.本発表は,バイオミメティック科学講座の三木章平君(平成21年度博士前期課程修了)および菊池純一教授と取り組んだ成果です.研究試料の測定に際して,技術職員の藤田咲子様ならびに宮家和宏様に多大なご協力を頂きました.この場をお借りして深く感謝いたします.
【受賞対象となった研究の内容】
近年,ナノテクノロジーを基盤とする技術の進展はめざましく,精密に形態制御されたナノ粒子の形成手法が,重要な検討課題となっています.本研究では,2種類の脂質分子が形成するナノディスク構造であるバイセルをテンプレートとし,ゾル-ゲル法と組み合わせることにより,有機-無機ハイブリッド構造を有するナノディスクを水中で形成する手法を新たに開発しました.本手法によって形成されたナノディスクは直径が約50ナノメートル,厚さ5ナノメートルで,ハイブリッド構造をもたない従来のバイセルと比較して極めて高い構造安定性を有することが明らかになりました.
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