ホーム > 研究科概要 > 研究科長挨拶

研究科長挨拶

 物質創成科学研究科では,出身分野にとらわれず,広く全国から志の高い学生を受け入れ,「光ナノサイエンス」に基づく体系的な教育システムを組み,これからの産業界,学界を先導する優れた技術者,研究者を組織的に養成しています.「光ナノサイエンス」とは光と物質の相互作用を基礎として物質科学をとらえ直したもので,「光で観る」,「光で創る」,「光で伝える」という観点から,物質の仕組みを電子,原子,分子のレベルに立ち返って深く理解し,これに基づいて新しい物質,構造,機能を創り出すことを目指すものです.

 本研究科には,物理・デバイス・化学・バイオという幅広い分野,および社会的要請の強い特定の分野の優秀な研究者が集まっており,「光ナノサイエンス」を基軸として,物質科学の新しい先端融合領域を切り拓いています.その成果は情報通信・エレクトロニクス分野,環境・エネルギー分野,バイオテクノロジー,医療にわたる広範囲な分野で,次世代の産業の創出や豊かでクリーンな社会を実現する基礎技術を提供し,人類の持続的な発展と幸福な未来社会を支える新しい素材,機能材料の創成に貢献しています.

 本学は,法人化後の6年間の研究・教育レベルその他で日本一の評価を受けました.これからも本研究科では,国際的にも高い評価を得る研究・教育を推進していきます.学生の皆さんを対象にした海外の大学での科学英語研修や海外研究室滞在,自発的提案と自主運営の国際セミナーの開催などを通して,自学・自習の精神を涵養するとともに,新領域を切り拓き国際社会で活躍する研究者の輩出を目指しています.物質科学の新しい先端融合領域に果敢に挑戦できる学生の皆さんを歓迎します.そして,恵まれた研究・教育環境の下で,優秀なスタッフとともに物質創成科学研究科の新しい伝統を築き上げて行きましょう.


研究科長 大門 寛