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クリーンルーム

共通利用のクリーンルームです.大気中に存在するゴミ・ホコリを超高性能フィルタで取りのぞいて清浄雰囲気下で物質の創成ができます.クリーン度はCLASS 1000ですが,特にクリーン度を要求されるイエロールーム等はCLASS100を実現しています.

■クリーンルームの概要

○設置の目的
新機能物質の研究開発
優れた研究者・技術者を育成する教育研究施設

○研究の内容
新機能物質の研究開発
優れた研究者・技術者を育成する教育研究施設

■研究工程

半導体の工程を大きく3つに分けると

  1. マスク製作工程
  2. ウェハ製作工程
  3. アセンブリ工程

となり,実際にこのクリーンルームではウェハ製作工程を行っております.

■クリーンルームとは

クリーンルームとは,HEPAフィルターを通した清浄な空気を循環させることにより,埃の数をに減らした特殊な部屋のことで,半導体集積回路の製作などにはなくてはならない施設です.実際の埃の量は,1立方フィート(約28.3リットル)中に何個埃があるかを基準としますと,本大学クリーンルームには, 0.5μmの埃が1000個以内しかない部屋(クラス1000), 100個以内しかない部屋(クラス100)があります.(普通の街中のクリーン度を例として挙げてみますと,クラス数百万ということになります.)ちなみに,0.5μmの大きさはどのくらいかといいますと,花粉で数10μm,通常の菌で数μmですので,クリー ンルーム内では花粉症,伝染病等に感染しにくくなります. (右図:クリーンルーム内部)

■イエロールーム・リソグラフィ室とは

イエロールーム・リソグラフィ室は,レジスト塗布,マスクの位置合せ,露光,現像と通常の写真に近い作業を行う部屋です.写真の場合,フィルムに可視光線で感光しますが,半導体の場合,マスクのパターンをウェハー上に投影 (感光)するのに水銀ランプのg線(436nm)かi線(365nm) (最近ではKrFエキシマレーザー(248nm))が使われます.そのときに外部から光が入っても感光しないように,外部からの光(蛍光灯や窓)に黄色のフィルターをかけて、 それらの波長が出ないようにしているためです. (一般的に可視光線は380~780nm)
(右図:イエロールーム内部)

■高圧実験室

高圧実験室は,F棟の2階にあり,主に特殊高圧ガスを使用する実験(マスク製作,酸化・拡散工程)を行っております.(クラス1000)また,1階クリーンルームと高圧実験室にはダムウェーターが設置してあり,容易に試料等をやり取りできるようにしてあります.
※特殊高圧ガス:モノシラン,ホスフィン,アルシン,ジボラン,セレン化水素, モノゲルマン,ジシラン

■設置機器


マスクアライナ

スピンコーター

MOCVD装置

表面改質装置

■安全管理について

クリーンルームは,閉ざされた空間であり,特殊なガスなどを使用する関係上,安全管理が重要となります.本大学では緊急時に,施設の利用者の有無が一目で 分かるようなICカードを使用したシステムで管理しております. また,施設にはカメラが設置されており,死角がなくなるようにしております.

■クリーンルームの仕様

 
クリーンルーム
イエロールーム
リソグラフィ室
高圧実験室
部屋の位置
F棟1階
F棟1階
F棟1階
F棟2階
面積(m3)
156
51
23
94
天井の高さ(m)
2.6
2.6
2.6
2.6
清浄度 (連邦規格)
クラス1000
クラス100
クラス100
クラス100
空調方式
垂直層流方式
垂直層流方式
垂直層流方式
乱流方式
室内床仕上
アルミパネル
(二重床)
アルミパネル
(二重床)
アルミパネル
(二重床)
アルミパネル
(二重床)
室内壁仕上
アルミパネル
アルミパネル
アルミパネル
アルミパネル
室内天井仕上
アルミパネル
アルミパネル
アルミパネル
アルミパネル



見学者用廊下からみたクリーンルーム内部です.

共通利用のマルチターゲットスパッタ,蒸着装置です.
他にも,色々な共通利用の装置が立ち上がる予定です.

 

イエロールーム内部です.
パターニング工程(フォトリソグラフィ)や,
光に敏感な材料等を扱う場合使用します.

 

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